鉄筋コンクリートの歴史
鉄筋コンクリートとは、
引張りに弱いコンクリートを補強するために鉄筋を配した
コンクリートのことです。
英語でreinforced-concrete(補強されたコンクリート)から
RC構造と略されます。
19世紀に欧州で技法が登場、
植木職人が園芸用の鉢を作る際、鉄線とコンクリートの組合せを
考案し、特許を取得しています。
日本では19世紀末頃から、土木工学者や建築学者らによって
建築物に導入され、優れた耐震性等が評価され普及していきました。
また1960年には、日本初となる高強度異形鉄筋デーコンが
神戸製鋼所より開発・販売されました。